24. MAY 2017

PC-7飛行隊メンバ-を訪ねて

PC-7チームが繰り広げる、ダイナミックで優雅かつ精緻な飛行技術には定評があります。チームの活躍により、スイス空軍ではパイロットが高度にトレーニングされ、最高のパフォーマンスを披露することが広く知られるようになりました。パイロットたちは、臨場感あふれる曲芸飛行で、多くの観客を魅了します。

4月27日、わたしたちは抽選で選ばれたフォルティス愛用者と共に、チームの本拠地、デュベンドルフを訪問する機会にめぐまれました。曲芸飛行の奥義についてレクチャーしてくれることになったのです。

9時半にレクチャーの1日は始まりました。その時刻には、すでにチームメンバーは1セッション飛行し終えていました。

飛行する前には、「スタンパー」ことダニエル・スタンプフリ中佐、「ジョニー」ことシリル・ジョナー大佐が、コーヒーブレイクをはさんで、これから行うトレーニングフライトについてチーム全体と状況確認を行います。現在の気候条件と飛行ルートを決定するためです。その後、ゲストといっしょに案内された格納庫には、飛行機が勢ぞろいしていました。

PC-7チームのパイロットは、ふだんは軍の指令に従ってパイエルヌとマイリンゲンの空軍基地に勤務し、3機あるF/A-18戦闘機のうちのひとつに搭乗して中継を行います。それによって、航空機を運航する上での安全を守り、スイス領空内でのエアポリスサービスを円滑に行っているのです。このように、戦闘機に乗っているパイロットが、さらに曲芸飛行にも秀でているという事実は世界でも非常に稀なことで、パイロットの能力の高さをうかがい知ることができます。

チームのパイロットは皆フォルティスの時計を身に着けていて、われわれはそれをとても誇りに感じています。

エンジンをふかして飛行部隊が離陸していき、チームが円を描きながら何周か飛んでいる最中、PC-7ターボジェットが格納庫へと導かれていきます。フォルティスのチームは特別に操縦席のうしろに座らせてもらう機会を得ました。

スタンパーは常にチームとコンタクトをとっていて、わたしたちと一緒に飛行場に出ていちばんよく見える場所へ連れていってくれました。連隊が雲間から突然、良く知られているダイヤモンドフォーメーションで現れて、わたしたちの真上で次々とフォーメーションを変えていきます。

あまり天気に恵まれなかったので、ルーピングやその他の超絶技巧は披露されませんでしたが、わずか3メートルの間隔を保ちつつ、スモークを吐きながら完璧にシンクロする演技には目を見張るものがありました。

20分後チームの飛行機がランウェイに次々と着陸し、他の飛行機は道を譲るために移動します。

フライト見学のあとは、それについての感想や意見交換をして、また曲芸飛行の話で盛り上がりました。

12時半にカフェでランチをとり、PC-7チームのサイン入りパンフレットとジャケットに付けるエンブレムをプレゼントされました。大変に貴重な体験でした。