FORTIS

日本時間2006年3月30日現地時間午前8時30分に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地より打ち上げられたソユーズTMA-8宇宙船で、ISS第13次ミッションのクルー3名が宇宙に向けて飛び立ち、フォルティスのフラッグシップモデル「B-42コスモノート クロノグラフ」が「コスモノートセット」とともに公式装備品となりました。この「B-42コスモノート クロノグラフ」は、2004年10月のISS第10次ミッションの際に、フォルティスが宇宙に貢献して10年を記念した「10 YEARS FORTIS IN SPACE」を祝い初めて宇宙にデビューしましたが、公式装備品としては今回が初めてのミッションとなりました。

第13次クルーは、ソユーズの指揮官であるロシア人宇宙飛行士パベル・ビノグラドフ、フライトエンジニアのNASAのジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士、そして史上初のブラジル人宇宙飛行士であるブラジル宇宙庁のマルコス・ポンテス宇宙飛行士です。彼はブラジルでは「ブラジルのガガーリン」として話題を呼んでおり、無重力での植物の生育状況を調査することを目的に、8つの実験を行いました。

この3名を乗せたソユーズ宇宙船は、打ち上げから2日後の4月1日にISSにドッキングし、短期クルーのマルコス・ポンテス宇宙飛行士とISSに長期滞在していた2名の第12次クルーであるウィリアム・マッカーサー宇宙飛行士とヴァレリー・トカレフ宇宙飛行士が、10月からISSに結合しているソユーズTMA-7宇宙船に搭乗し、4月9日無事地球に帰還しました。


B-42コスモノート クロノグラフ
(Ref.638.10.11M)
















 写真左からブラジル人初の宇宙飛行士マルコス・ポンテス、
 指揮官のパベル・ビノグラドフ宇宙飛行士、
 フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士。