FORTIS
ISS第15 次ミッションの記念式典出席と公式装備品の決定―――打ち上げへ
 

15 年前の1992 年、フォルティスは宇宙へのステップとしてアートモデルをプロトンロ ケットに搭載しました。そのロケットは人類初の有人飛行を行ったユリ・ガガーリンが宇宙へ飛び立ったバイコヌールの宇宙基地から打ち上げられました。そして今、ISS 第15 次ミッションを遂行する三人の宇宙飛行士がこの宇宙基地からフォルティスの腕時計と共に宇宙へ飛び立ちました。


この最初の宇宙への挑戦から、フォルティスはロシアの宇宙機構と密接な関係を築いてきました。ロシア宇宙連邦のもと行われるロシアの宇宙計画に腕時計の公式装備品サプライヤーとして貢献。今回のISS 第15 次ミッションにおいては、フォルティスのCEO ピーター・ピーター他2名のメンバーがロシア連邦宇宙局長官アナトリー・パミノフ氏の招待で、打ち上げに先立って行われた公式記念式典に出席しました。ISS 第15 次ミッションは、長期滞在クルーの交代と新しいソユーズTMA-10 宇宙船をISS(国際宇宙ステーション)に運ぶミッションです。第15 次クルーは、ISS 指揮官のフョードル・ユールチキン宇宙飛行士、ソユーズ指揮官のオレッグ・コトフ宇宙飛行士、そして史上5 人目の宇宙旅行者であるチャールズ・シモニー氏の三名です。記念式典では三名のクルーに公式装備品としてフォルティスの「B-42 コスモノートクロノグラフ」(Ref.638.10.11M)が手渡されました。

そして現地時間2007 年4 月7日午後11 時31 分(日本時間4 月8日午前2 時31 分) にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地より打ち上げられたソユーズTMA-10 宇宙船でのISS 第15 次ミッションの公式装備品として、三名のクルーと共にフォルティスの「B-42 コスモノートクロノグラフ」は宇宙に飛び立ちました。

第15 次クルーは打ち上げから2日後の4 月9 日(日本時間4 月10 日)にISS にドッキングし、4 月21 日にISSに滞在中の第14 次長期滞在クルー2名(マイケル・ロペズ-アレグリア宇宙飛行士、ミハイル・チューリン宇宙飛行士)と第15 次の短期クルーであるチャールズ・シモニー氏が地球に帰還しました。フォルティスの「B-42 コスモノートクロノグラフ」は、2007 年10 月2 日打ち上げ予定の次回ISS 第16 次ミッションまで、2 名の宇宙飛行士と共に、ISS 船内でミッションを遂行します。


打ち上げに先立って行われた記念式典。写真後列左からフォルティス広報責任者リーゼロッテ・ピーター、フォルティスCEO ピーター・ピーター、後列右端フォルティスゼネラル・マネージャーマーク・ブランシ。前列左から三番目よりチャールズ・シモニー氏、オレッグ・コトフ宇宙飛行士、ロシア連邦宇宙局アナトリー・パミノフ長官、フョードル・ユールチキン宇宙飛行士。



公式記念式典で握手を交わすフォルティスCEO
ピーター・ピーターとロシア連邦宇宙局アナトリー・パミノフ長官。
     


写真左からISS 第15 次クルー、史上5番目の宇宙旅行者チャールズ・シモニー氏、
ソユーズ指揮官 オレッグ・コトフ宇宙飛行士、ISS 指揮官フョードル・ユールチキン宇宙飛行士。